ライティング

【10分で解説】このミスやってたら大恥!わかりやすい文章の書き方【初心者のためバイブル】

 

こんにちは!cocoです。

今回は、初心者が何度も復習したい
「わかりやすい文章の書き方」についてお伝えします。

ブログ始めたてやライター初心者の方、こんな経験ありませんか?

書けば書くほど「いい文章」がわからなくなってきた
案件受注したけど、ダメ出しばかりされてなかなか納品できない
「人の言葉を借りてきた」感じが拭えない文章になってしまう

私も同じように悩み、国語力のなさに絶望していました。

そこで、今回ご紹介するのは
ライティング初心者が抑えておきたい「基本ルール9選」です。

これを理解していないと、案件受注してもなかなか納品できず「時給100円」のお仕事になってしまうかも。。

何度も見返せるようブックマークして、復習にお役立てください。
それでは早速はじめます。

前準備が9割!

初心者がよく犯してしまうミスNO.1
「思いついたまま書き始める」

これ、あなたもやってしまっていませんか?
(私も思いっきりこのミスを犯してました。笑)

1番良くないミスです。
なぜなら、読者の目線に立てていないから。

例)
国語力を上げるために、小学5年生レベルの国語ドリルを反復した方がいい。ということを伝えたいとします。

思いつきで書くと
国語力を上げるためには、小学5年生の国語ドリルがおすすめです。
これを何度も行うことで基礎力がつき、いい文章がわかるようになります。

coco
coco
なんとも味気のない文章…

前準備を行うと
国語力がないと悩むあなたへ。
ホストが小学5年生向け国語ドリルを勉強することで、売上が100万円上がった話をご存知ですか?
なぜドリルで勉強することで売り上げが伸びたのでしょう。それは、読解力を鍛えたためです。
人は「読解→思考→伝達」の順でアウトプットするため、読解ができないと的外れなコミュニケーションをしてしまう。つまり、いい文章を書くためにも「読解力」を鍛える必要があるんです。

coco
coco
驚きと納得がありますよね。

思いつきで書く文章は、書き手の思考(主観)が強く出やすい
書き手の主観が強いと、「それってあなたの感想ですよね?」と思われてしまいます。

読者が興味あるのは、この記事を読んだあとに「自分がどんな未来を得られるのか」だけです。つまり「有益な情報」が欲しいのであり、「あなたの主観は雑音」なのです。

では、どんな前準備をする必要があるでしょうか。

前準備1:ゴール設定

前述した通り、読者の興味は「自分の未来」だけです。
なので、書く前にゴール(誰をどんな未来に届けるのか)を設定します。
そのステップは次のとおりです。

STEP1:読者が抱える悩みを洗い出す

読者が抱えていそうな悩みを最低5つあげましょう。
考えても見当がつかない場合は、周りに聞いてみる・調べる・AIに聞くなどするとスムーズです。
例)ライティング力を上げたい初心者の悩み
・文章読んでもらっても「わかりにくい」と言われる
・書けば書くほど「いい文章」がわからなくなる
・案件受注してみたけど、文章ルールについてのダメ出し多くて納品できない
・他の記事から「パクった文章」感が伝わってしまう など

STEP2:どんな未来が得られるのか言語化する

ここで重要なのが「どんな未来」であること。つまり、機能的価値や強みではありません。
例)ライティングで稼げるようになった先の未来
・月に1回は旅行できる生活がしたい
・子供の教育費に充てられるようにしたい など

前準備2:伝える順序を決める

「誰をどんな未来に届けるか」決めたら、
次に「伝える内容」を選定し「順序」を決めます

ブログでいう、見出しの部分です。
先ほどのゴール設定をもとに1番伝えたい内容を決め、その前後で「情報の補強や信頼性」を上げるための組み立て方をします

ちなみに本記事の場合、
誰に:ライティング初心者
どんな未来:基礎ルールを知ってもらい、案件受注し収益安定化。お金に困らない日常を送ってもらう。

としているため、1番伝えたいことは「基礎ルール」です。
ただ、わかりやすい文章を書くためにはルールを知っているだけでは役に立ちません。
「基礎ルール」通りにわかりやすい文章が書けても、全体の構成があべこべなら全く需要のない記事になるからです。

そこで、「前準備」の項目を最初に持ってきました。
そうすることで基礎ルールが活かされ、案件でも困らないバイブル記事となるのです。

基礎ルール

「前準備」ができたら、基礎ルールに沿って文章を書いていきます。
ここでは9つに分けて解説します。ぜひ「全て覚える!」くらいの姿勢で吸収していきましょう!

1、一文を簡潔にまとめる

文章をわかりやすく伝えるために、一文を簡潔にまとめる意識をしましょう。

1センテンス・1メッセージ
1つの文章(書き始めから「。」まで)に、メッセージは1つまで。

80文字の一文
今日は子どもたちと一緒に公園に行き、遊具で遊んだ後に、近くのカフェでおやつを食べました。

簡潔にまとめると
今日は子どもたちと一緒に公園に行きました。
遊具で遊んだ後、近くのカフェでおやつを食べました。

最長でも60文字、できれば40〜50字以内を目安納められるとベストです。

2、主語と述語を見分けやすくする

文章が長くなると、主語と述語の関係が成り立たなくなります。
「整理」したり、「主語と述語を近づける」ことで、読みやすい文章に改善します。

主語と述語の関係がわかりにくい文
「料理のおいしさは、自分で作るよりも誰かに作ってもらう方が、おいしい。」

正しく書き直すと
「料理は、自分で作るより誰かに作ってもらった方がおいしい。」
料理は(自分で作るより誰かに作ってもらった方が)美味しい

丁寧に伝えようと意識すると、周りくどい表現になりがちです。
ぜひ主語と述語の関係を意識して執筆しましょう。

3、受け身な表現は避ける

受け身表現は、情報がぼんやりしたり、間違った情報を読み手に伝えてしまう可能性があります。

惜しい文
スタバの新商品が発売された。

書き直すと
楽しみにしていた、スターバックスが本日新商品を発売した。

受け身表現は、「意図的に」使用しましょう。

4、「言い切り」が大事

初心者が犯してしまうミスとして、文末に「のようです」「かもしれません」など、曖昧な表現があります。

「初心者の私が言い切っていいのかな?」と不安があるからでしょう。
しかし、読み手にも不安感は伝わってしまい、記事の信頼性が落ちます。

なので、「言い切る」ために、事前のリサーチを徹底的に行いましょう

5、「主観」と「客観」を意識する

事象を伝える際は、「主観」と「客観」を意識することで、読み手のイメージをコントロールすることができます

主観(書き手の考えや感情、主張を書くもの。親近感を持たせることができる。)
このシフォンケーキは美味しい。

客観(データや一般的な価値観など。信頼性を持たせることができる。)
このシフォンケーキは、お店に行列ができるほど人気の商品だ。

このように客観的に伝えると、シフォンケーキが美味しいという説得力が増します。
主観を伝える際は、「客観+主観」の表現をしましょう。

(例)
このシフォンケーキは、お店に行列ができるほど人気の商品だ。
私はこのシフォンケーキを楽しみに日々頑張っている。

6、指示語を多用しない

指示語(これ・その・あれ・どれ)を多用すると、主語がわかりづらくなってしまいます。

指示語を多用した文章
今日は朝から忙しくて、聞き流しで勉強をしました。
これが思ったよりも大変で、時間がかかってしまいました。それを終わらせたら気分が少し楽になり、これで一息つけると思ったんですが、急な来客で慌てました。

改善例
今日は朝から忙しくて、聞き流しで勉強をしました。
聞き流しの勉強が思ったよりも大変で、時間がかかってしまいました。忙しかったタスクを終わらせたら気分が少し楽になり、これで一息つけると思ったんですが、急な来客で慌てました。

上記の文章では「忙しい」ことが大変なのが、「聞き流しの勉強」が大変なのかわかりません。。
このように読者を混乱させてしまわないよう、余計な指示後は削除しましょう。

7、助詞の使い方を知る

助詞の使い方で文章のニュアンスがガラリと変わります。
ここでは2種類ご紹介します。

各助詞
「が・を・に・へ・と・より・から・で・や・の」の10種類
主語であることを示す「が・の」
連用修飾語であることを示す「を・に・へ・より・で」

接続助詞
結果が続く「ので、から、ば、と、て」
予想外の結果が続く「が、ても、ところで、のに、ものの、ながら、けれど」
単に接続する「が、し、ながら、たり、て、で」

8、接続詞を正しく使う

話し言葉ではあまり意識しませんが、文章を書くと丁寧に組み合わせる必要があります。
普段の表現の幅を広げるために、下記を押さえておきましょう。

順接

前の事柄が原因・理由となり、その順調な結果が後に続く

理由 ‐ 結論
だからなのでそのため、このため それで、これで そういうわけで、そんなわけで、そのような理由でこういうわけで、こんなわけで そこで

前提 ‐ 結論
したがってゆえに、それゆえに、それゆえよって 従いまして、つきましては、ついては 以上のことから、このことから、これらのことから、そのことから、それらのことから こうした背景から、そうした背景から 以上のことを踏まえて、これらのことを踏まえて

過程 ‐ 結果
するとその結果、結果として、結果的に それにより、これにより、それによって、これによって そうして、こうして、そのようにして、このようにしてかくして そうすることで、こうすることで

逆接

前の事がらから、当然、類推される結果とは逆の結果があとに続く

対立
しかしが、だが、ですが さりながらしかるに けれども、けれど、けど、だけれども、だけれど、だけども、だけど ものの、とはいうものの、とはいえ、とはいっても

不当
しかしながら ところが にもかかわらず、それにもかかわらずのに、なのに、それなのにでも、それでも、それでもなお

並列・列挙

2つ以上の事がらを、並列または列挙する。

並列
またおよび、ならびに、かつ、同時に同様に、同じように

列挙
第1に、第2に、第3に 1つ目は、2つ目は、3つ目は 1点目は、2点目は、3点目は 1つは、もう1つは(1点は、もう1点は) 最初に、次に、最後に(はじめに、そのあとに、おわりに) まず、次に、そして まず、次に、さらに、そして

添加・累加

前の事がらに、後の事がらを付け加える。

添加
そしてそれからその上で

累加
さらに、さらには 加えて、それに、それに加えて、そのうえ そこへもってきておまけにしかも、それも あと、あとは

対比

前の事がらと、後の事がらを比較・対比する。

一方(いっぽう)、他方 逆に、反対にかえって反面そのかわり その点、この点 確かに、しかし 一方では、他方では

選択

前の事がらと、後の事がらのどちらか一方を選択する。

または、もしくは、あるいはそれともはたまたないし、ないしは

説明・補足

前の事がらの原因・理由等を後に続く部分が説明・補足する。

説明
なぜならばなぜなら、その理由はだって というのは、というのも、なぜかというと、どうしてかというと、なんでかというと その背景には、これらの背景には、背景には

補足
なおただ、ただしもっとも ちなみに、実は、そもそも それでいて 一般的に、普通、通常

言換・例示

前の事がらについて、別の言い方で繰り返したり、例をあげたりする。

言換
換言すれば(かんげんすれば)言い換えると、言い換えれば つまり、すなわち、要するに つまりは要は(ようは)要約すれば(ようやくすれば) いわば、いうなれば、いうならば、言ってみれば 逆に言えば、裏を返せば

例示
例えば、具体的には、どのようなものかというと、どういうことかというと、現に、実際に、事実 特に、とりわけ、なかでも、その中でもわけても

転換

前の事がらとは、別の話題に話を変える。

さてところで、そういえばそれはさておき、それはそうとそれはそれとしてときにに、そして

引用:https://pothos.blue/setuzokusi.htm

coco
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これら全てを覚える必要はありません!
「最近同じような表現が続いているな…」と感じたら、この記事を振り返って表現の幅を増やしましょう!
ブックマークしておいてくださいね。

9、漢字・カタカナ・ひらがなのバランスをとる

読み手にストレスを与えないよう、漢字・カタカナ・ひらがなのバランスをとることはとても重要です。「ながら読み」をしても理解できることを心がけましょう

理想の比率は、漢字3:ひらがな7

例)
夜はテレビをみながらリラックスします。

「みながら」の部分を、見るや観るの漢字を使わないことで、「リラックス」の印象を捉えやすくしています。
このように「読み手にどういう印象を与えたいか」を意識することで、文章のクオリティがグッと上がります

ぜひ意識していきましょう!

まとめ

事前準備が9割!

文章を書くときの基本ルール9つ
1、一文を簡潔にまとめる
2、主語と述語を見分けやすくする
3、受け身な表現は避ける
4、「言い切り」が大事
5、「主観」と「客観」を意識する
6、指示語を多用しない
7、助詞の使い方を知る
8、接続詞を正しく使う
9、漢字・カタカナ・ひらがなのバランスをとる

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